負債回転期間(月)(X2)とは?Y点寄与度と良い傾向
負債回転期間は、経営事項審査の経営状況分析に使用されている8つの指標のうちの1つで、負債抵抗力指標として分類されています。
負債回転期間は、負債総額が売上高(月商)の何か月分に相当するかを見る指標です。
(流動負債 + 固定負債) ÷ (売上高÷12)
回転期間は、ある資産(または負債)が1回転するまでに必要な月数(日数)を表しています。本比率は、月商に対する負債残高ですので、低いほど負債(他人資本)が少なく健全ということになりますから、低いほうが良いということになります。
良い傾向 |
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↓ |
Y点への寄与度 | 上限値 | 下限値 |
11.4% | 18.1 | 0.9 |
負債回転期間は、Y点寄与度が11.4%と上から4番目にウエイトが高いので、対処の優先度がやや高く、統計値と比べて自社がどのような位置にあるのかを知り、改善策を講じる必要があります。
評点アップの着眼点としては、売上高(月商)に占める負債の割合を減らすことです。
具体的に何を行えば改善するかを、こちらにまとめてみました。
(もちろん、これ以外にもやれることはあるはずです。)