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顧客獲得に関するノウハウや本

無名ないち行政書士事務所に依頼をいただくためにはどうする？

　独立開業したばかりの頃は、本当に毎日が自分との真剣勝負でした。



　私はそれまで安定的な収入を得ていたサラリーマンを辞め、いきなり行政書士業界に飛び込んだのです。



　当然ですが、この業界での人脈やコネなど何もなく、まったゼロからのスタートでした。



　まわりの人間から見たら、さぞ無謀な行動にみえたことでしょう。



　そして、案の定、そんな人間がいきなり開業初月からお金を稼げるはずがありませんでした。私の場合も例外ではなかったのです。



　しかし、今ここで自分が本当にやりたいと考える仕事を始めなければ、一生、後悔する人生を送ることになるだろうと強く考えていたのです。



　そして、家族には経済的に辛い思いをさせた時期がありましたが、それでもあきらめずにやってこれたのは、「顧客獲得活動」ということに真剣に向き合い、いろいろな本を読み、試行錯誤実践してきたため、不安もかなり大きなものがありましたが、また期待もそれ以上に大きかったからです。



　私が開業したのは、平成１５年です。
　インターネットが普及し、士業以外の業界ではインターネット・ビジネスの成功者が既に存在しておりました。



　しかし、士業の場合は、ホームページを出している事務所はあるにはありましたが、会社案内程度でその事務所のカラーが感じられないものが大半でした。



　現状は今でもそうかもしれません。



　私がホームページで開業したときに、こういった着眼点の開業者は少数派だったのです。



　私は、インターネットでの顧客獲得の可能性について、大変大きな期待をもっていたのです。



　ホームページなら、費用をかけずに自分の伝えたいことが存分に書けるし、自分がどんな分野について詳しく、どんな使命感をもって存在しているのかをより多くの人に知っていただくことができると考えたからです。



　また、ホームページの場合は、検索キーワードで検索してやってきてくださるので、効率よく目的意識のはっきりした潜在的に顧客になってくださる可能性の高いお客様を集めることができ、また、新聞広告などの広告媒体とは異なり、ニッチな情報を探し求めている人を探すのに適していると考えたからです。



　「建設業許可」や「宅建業免許申請」に関する情報なんて、建設業や不動産業に携わっている人でない限り不要な情報になるわけですから、ニッチでしょう？



　ですから、私の場合は開業したとはいえ、一般的な開業者が「営業活動」と称してやっていることはほとんどしませんでした。



　つまり、近所の士業者への挨拶廻りとか、異業種交流会への参加とか、地方紙の有料広告掲載とか、予備校が主催している開業準備講座の出席とか、無差別的かつ盲目的なチラシの配布などです。私にとっては、これらはどれも的外れな活動でとても営業活動とは呼べないと思ったからです。



　私がしたことは、来る日も来る日も、顧客の反応を見つつホームページの文面の改良を繰り返しすことと、そしてＤＭをうつことでした。



　ただ、どんな方法を取るにせよ、潜在的な見込みのあるお客様のほうから、無名ないち行政書士事務所に依頼しようと考えていただけるような顧客獲得法を学ぶ必要があったということです。



　私の主たる仕事は建設業許可申請ですが、こうやって初めて建設業許可の仕事でお客様からご依頼をいただいたときの感動は、今思い返しても身震いするほど、はっきり覚えています。



　そして、次々とご依頼をいただくこととなり、「これでなんとかやっていけそうだ。」と実感を持てるようになったのです。



　しかし、いざ、顧客獲得のノウハウを説いている本や教材を手に入れようと大型の本屋さんに実際に足を運び探しましたが、なかなか自分が手に入れたいと思いているものに巡り合えませんでした。



　私が開業してから１０年、現在は、インターネットビジネスがかなり普及し、ネットビジネスで成功した方々のノウハウが蓄積され、どうやったら効率的に効果的に顧客獲得できるかを解説した教材が出回っています。



　たとえば、

【心の動きを自由に操る心理学】

　です。



　これは、ネットビジネス業界で使われている全ての心理テクニックが解説されているんじゃないかというくらいのボリュームのある、人間の心理を巧みに操るノウハウです。



　購入者の心理を巧みに突き、購買意欲を惹起させる心理テクニックについての教材です。



　私の開業時代は、こういった類のノウハウはそんなに出回っていない時期でしたので、多くの顧客獲得本について目を通しましたが、実際の顧客獲得活動で大変役に立った本についてご紹介します。



　値段は安いですが、本気で顧客獲得法を研究したい方にとっては大変中身の濃いノウハウが書かれていますので、丹念に読み込んで実践してみてください。



　ただし、当たり前ですが、読んだからといって、誰でも直ちに成功できるわけではありません。



　せっかく貴重なノウハウが書かれてあっても、あれこれ屁理屈をつけて実践してみようとしない人にとっては、まさに「猫に小判」「豚に真珠」でしょう。



　実績を出せるか出せないかの違いは、ノウハウを知り、そのノウハウをあなたの場合に当てはめて、試行錯誤、実践できるかどうかにかかっていると言っても過言ではないのです。「試行錯誤＝失敗の繰り返し」ですね。



　成功者とは、成功するまで粘り強くアイデアを絞って失敗を繰り返した人のことなんですね。



　出版年月も古いですが、いつの時代も人間、考えることもやることも大抵同じなんだと思います。１００年以上も前に外国で書かれたノウハウ（エモーショナル・マーケティング等）が今でも通用しているのですから。



　下記以外にも、たくさんの顧客獲得に関する本を読みましたが、この４冊、その中でも特に「スーパーインターネット顧客獲得術」と神田雅典さんのエモーショナル・マーケティングについての記述は、私の顧客獲得で実績をあげましたのでご紹介させていただきます。



　あっ、それから、もしあなたが開業するにあたって、注文の取れるホームページは何が何でも手に入れたいとお考えでしたら、こちらもご覧ください。



　私の実体験が少しでもお役にたてれば嬉しいです。