特定行政書士 安部俊夫の1ヶ月はどのように過ぎ去るか?
平成17年1月3日(月)
インターネットからのお客様のことが気になり、パソコンの電源を入れると・・・ 汲h工務店様から、建設業許可新規申請のご相談メールでした。
許可が取得できるか、とてもご心配なさってみえたので、要件を確認して、即FAXにて許可が取得できる可能性が大きいとのご連絡を入れる。
こちらのお客様、10日過ぎから営業開始とのことで、とりあえず、新規ご案内セットを準備して一段落。
平成17年1月4日(火)
夜中にパソコンを立ち上げると・・・
いつもお世話になっている、高知県の建設業を営む汲t社社長様から、建設業許可申請に関する有料ご相談メールが。
新年早々ご愛顧くださり、いつも、本当にありがたいと思っています。
平成17年1月5日(水)
暮れにご依頼をいただいた建設業許可更新申請の2社(帰総業様、階社様)準備を始める。
やはり、仕事を段取っておかないと、短時間に効率的には仕事をこなせないですから。
と、あれこれやっていると、電話が。
灰社様から建設業許可更新のご依頼。新年早々、幸先がよいスタートです。
明日は、汲h工務店様、帰総業社様、階社様、灰社様の情報を県庁で閲覧だ。
忙しくなりそう・・・。 さて、閲覧セットで準備をと・・・。
平成17年1月6日(木)
今日は、先日までにご依頼をいただいた4社の情報を県庁で閲覧。
県庁も今日から閲覧開始なのですが、調査会社の方が大勢、閲覧に来るので、彼らよりも早く行って席を確保しないと、出遅れる・・・
AM8:20、建設業課の部屋への入室が許可される前に、列をなして待つこと、10分。
思ったとおりだ。調査会社の人であっという間に12席しかない閲覧席が満席に。
どうやら、私はその12人に食い込むことができた。
AM9:00、名前が順番に呼ばれて閲覧開始。
さすがに、年明けとあって、閲覧者待ちの人が続出。
県のほうも、これではまずいとの配慮から、臨時閲覧席が設置される。
結局、4社ともなると、お昼を挟んで、1日がかりになってしまった。
PM4:00、事務所帰着。
経審申請のご依頼を受けたK塗装工業蒲lから、暮れに準備をお願いしていた書類が書留で届く。
閲覧の情報を整理するまもなく、K塗装工業蒲lの営業年度終了報告書(経審対応)、国家資格者監理技術者変更届、使用人数変更届、経営状況分析申請書を作成する。
閲覧してきた会社へ変更届のヒアリングを行うためのアポイントを取る。
階社様、K塗装工業蒲lのアポイントが決定。
帰総業様、過去4期分の決算書を送っていただくようお願いする。時間を有効に使わなくっちゃ。営業年度終了報告書を先に仕上げておこう!
平成17年1月7日(金)
午前中、K塗装工業蒲lに昨日作成した書類にご印鑑をいただきに、事務所にお伺いする。
午後、階社様、届出事項に変更がないかのヒアリングをさせていただく。決算書を2期分お預かりしてくる。
事務所帰着後、灰社様に変更事項のヒアリングのため、アポイント確認の電話。
「明日、AM10:00に来て欲しい。」とのご要望。 安部事務所は、土曜日でもご要望があれば、お客様のご都合に合わせます。
事務所帰着後、階社様、書類作成に早速取り掛かる。
平成17年1月8日(土)
今日から巷は3連休。 「この連休で書類をバッチリ作成してしまおう!」
AM10:00に、灰社様へお伺い。
常務取締役のK様と世間話も含めてお打ち合わせをさせていただく。
建設業許可申請は自社でされていたそうなのですが、担当の方が長期の出張で不在とのことで、当事務所にご依頼をいただきました。
同社の申請は変更が多くあり、ボリュームがかなり多くなっておりましたので、短時間に処理したい場合は、建設業許可専門の安部事務所にご依頼してくださって、正解だと思います。あれこれ手を広げていないから、制度を熟知し、無駄なく迅速な対応が可能です。
そして、これまで大変多くの疑問点を、県庁担当に質問してきた蓄積があります。手引書には書いていない重要なこと、本当に多いものです。
決算書をお預かりし、会社さんのほうで、準備していただきたい書類を書面にてお伝えし、この日は失礼しました。
平成17年1月9日(日)
鰍c社様の営業年度終了報告2期分、帰総業様の営業年度終了報告5期分のうち、決算書到着分の4期分と朝から格闘。
株式会社の場合には、営業年度終了報告書に営業報告書をつける必要があるのですが、当事務所の場合はキャッシュ・フロー分析を行ったうえで文章を作成するので、ちょっと大変です。
ヒアリングを行わないでも作成できる書類、会社さんにお願いした裏付け資料が整っていない段階でも作成できる書類は、前倒しでどんどん作成しておくことが時間を有効に活用する秘訣なんです。
平成17年1月10日(月)
この日は、3連休最終日。とりあえず、作成できる書類が完了したので、一日、ゆっくりと休みました。
平成17年1月11日(火)
朝一番で階社様にご印鑑をいただくためのアポイントの電話を入れる。
12日に決定。
さらに、K塗装工業蒲lの経営状況分析申請のため、郵便局で手数料を支払い、配達記録にて郵送。
PM1:00 帰総業様にご訪問。
役員の方はご健在なのですが、近い将来、息子さん夫婦に経営を委ねるとのことで、申請書作成だけでなく、会社にとって有利になる許可上のポイントについて、いろいろお話させていただきました。
税理士さんが途中で変わったそうで、そのときの決算書がなかなか見つからなかったのだそうですが、ご訪問時にいただくことができました。
申請期限が迫っていたうえに、営業年度終了報告書が5期分未提出であったため、急ぎの対応が必要です。
そのような急な申請への対応や、今後許可を維持していくにあたってのアドバイスは、専門にやっていなければ難しいものなんです。
建設業許可申請は、意外と書類が煩雑で、他の業務(会計業務や登記業務、他の許認可申請など)片手間にできる仕事ではないこと、よくお分かりいただけると思います。
電車でお伺いしたので、一旦事務所にPM3:00に帰着。
息つくまもなく、階社様、帰総業様の納税証明と商業登記簿謄本を取りに、県税事務所と法務局に出向く。
平成17年1月12日(水)
午前中に、帰総業様の残りの書類を仕上げる。
申請に必要な資料さえそろってしまえば、申請書は手馴れていますので、すぐに作成できます。
午後、ご印鑑をいただきたい旨、お電話にてアポイントをとる。17日にお伺いすることになりました。
今日は、PM2:00より、階社様とのお約束。
ご印鑑をいただいてくる。明日には申請しよう。
平成17年1月13日(木)
朝から県庁へ。
階社様の申請。行政書士会で証紙を購入しようとしたら、新年会で書士会がお休み。
県庁地下売店にて購入。 滞りなく収受。
事務所に帰ると、いつもお世話になっている汲j電設様から、前もってお願いしていた営業年度終了報告書の資料が届いていた。
今日中に、納税証明を取り寄せておけば、明日には申請できる。
ということで、県税事務所に午後から納税証明を取得しに出かける。
平成17年1月14日(金)
午前中、汲j電設様の営業年度終了報告書の申請のため、県庁へ。滞りなく収受。
今日は、PM1:00より、年始にご依頼をいただいた新規申請の汲h工務店様へ、新規申請について必要になる書類のご説明にお伺いさせていただきました。
個人の許可業者であったのですが、法人成されたので、新規申請となりました。
汲h工務店様の住民票、商業登記簿謄本を取得してから、事務所に帰着。
平成17年1月15・16日(土・日)
今回から初めて埼玉県内の入札に参加するS興業(有)様の、入札参加資格申請書(4自治体へ申請)の最終チェック。
今回は電子入札で申請できないので、受付は書類で17日からなんです。
平成17年1月17日(月)
埼玉県内の入札に参加するS興業(有)様の、入札参加資格申請書を2自治体に郵便局から郵送。
午後から、帰総業様の申請書類が完成したため、ご印鑑をいただきにお伺いする。
平成17年1月18日(火)
S興業(有)様の当基準決算分の経営事項審査(県審査)のため、はがきで指定された時刻に県庁へ。
同時に、帰総業様の更新申請。滞りなく収受される。
午後一番で、鰍c社様、県税事務所で納税証明の取得。
平成17年1月19日(水)
S興業距lの入札参加資格申請書を代表窓口自治体へ、朝一番で持参する。
滞りなく収受される。
平成17年1月20日(木)
朝一番で、 鰍c社様、県庁にて更新申請。滞りなく収受される。
S興業距lにPM6:00にお伺いして、入札関係の書類の引渡し、今後の電子入札スケジュールについてお打ち合わせをさせていただく。
経審の評点アップのポイントについて、特に重要な策をお話させていただきました。
平成17年1月21日(金)
K塗装工業蒲lの経営事項審査申請書類にご印鑑をいただきに伺う。
その他、経審の評点アップのポイントについて、特に重要な策をお話させていただきました。
T工業蒲lから、建設業許可更新のご依頼をいただく。来週早々に閲覧に出向き、それからお伺いする旨をご連絡。
平成17年1月22・23日(土・日)
大方の申請が終了。
久しぶりにゆっくりした気分に浸ることができましたが・・・。
次の更新を迎えるお客様にご案内をさしあげなくては・・・
結局、2日がかりでの準備となりました。
平成17年1月24日(月)
午前中からT工業蒲lの建設業許可の情報を県庁に閲覧に出向く。
汲h工務店様にお願いしてあった資料が届く。明日に申請できるよう、申請書を作ってしまおう。
平成17年1月25日(火)
AM10:00、汲h工務店様にご印鑑をいただきにお伺いする。
そのほか、当事務所のサービスをご案内させていただくと、売掛債権滞留でお悩みとのこと。
詳しくお話をお聞きしたうえで、内容証明作成のご依頼をいただく。
証拠書類をお預かりして、後日、文面をお持ちすることをお伝えして、この日は失礼しました。
申請のため、午後一番で県庁へ申請。滞りなく収受される。
事務所に帰着するなり、内容証明の作成に取り掛かる。
法律的に落ち度のないものを作ろう!
平成17年1月26日(水)
汲s建設様から、建設業許可更新のご依頼をいただく。
許可満了日が来月半ば!! しかも、直近決算処理が済んでいなかったのです!!!
ここは、建設業許可専門の行政書士として、腕の見せ所ですね。
県庁のいつもお世話になっている方にご相談させていただきました。
と同時に、税理士さんに大至急、決算書を作ってもらうよう、ご依頼しました。
(結局、この案件は、2月14日に申請の運びとなり、事なきを得ました。)
平成17年1月27日(木)
朝一番で汲s建設様の建設業許可の情報を県庁に閲覧に出向く。
平成17年1月28日(金)
PM1:00、汲h工務店様に、先日お約束した内容証明をお持ちする。
正式ご依頼をいただいた後、法律的な根拠とともに、作成した文章をご説明させていただく。
ご納得いただいたので、後日、清書してお持ちする旨をお伝えして、この日は失礼しました。
平成17年1月29日(土)
汲sハウジング様から、建設業許可更新のご依頼をいただく。
営業年度終了報告5期分未提出のうえ、許可満了日が迫っていたので、急がなくてはならない。
来週にもお伺いする旨、お伝えしました。
ところで、お客様の事務所にお伺いすることは重要なことです。
といいますのは、次のようなことが実際にあるからです。
2月に入ってから、こちらの会社様にお伺いしたときのことです。
事前に決算書を5期分ご準備いただきたいとお伝えしていましたので、税務申告書を5期分提示してくださったのですが、内容を確認させていただくと、5年前と4年前の税務申告書には、財務諸表が閉じこまれていなかったのです。
融資などで金融機関に提出する際にはずしてしまって、そのままになってしまったのでしょう。
顧問だった税理士さんに電話して、税理士事務所で保存してもらっていた財務諸表をコピーしていただきました。
また、このようなことをお客様にお願いしても、日ごろから会計になれていらっしゃらない場合は、税理士さんに伝えてもらうだけでも一苦労になってしまいます。
そんなとき、お伺いした現場で、私がお客様にかわって、税理士さんに必要書類をお伝えさせていただいております。
「来てもらってよかったです。」
何かあったときに、こうおっしゃっていただけるサービスのため、安部事務所では、できる限りお客様の事務所にお伺いさせていただいております。
また、そういった状況を想定した場合、私自身が「やはり、お伺いしてよかった」と思うことが多いものです。
そして、このお客様がまさに、そうだったのです!
平成17年1月30日(日)
1日、ゆっくり休みました。
平成17年1月31日(月)
汲sハウジング様の建設業許可の情報を県庁に閲覧に出かけました。
更新セットを作成して、お伺いする準備をと・・・