技術検定制度の見直し(R1.6.12改正法公布)
技術検定制度の見直し(新 法第27条) ※予定
建設業法における技術検定については、1級・2級のそれぞれにおいて学科試験と実地試験があり、それぞれの級の学科試験と実地試験に合格した場合に、受験した級に応じて、1級技士、2級技士の称号が付与されています。
令和1年6月12日に公布された「建設業法及び公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律の一部を改正する法律」により、技術検定制度が見直される予定です。
予定では、技術検定を第一次検定及び第二次検定とし、第一次検定に合格した場合、技士補、第2次検定に合格した場合に技士の称号を付与する改正となっています。(※称号は政令改正事項です。)
技士補制度の創設
第一次検定に合格すると技士補、第二次検定に合格すると技士の資格称号が付与され、それぞれ合格証明書が交付されます。第一次検定に合格すると、受験した級に応じて1級技士補又は2級技士補、第二次検定に合格すると、受験した級に応じて1級技士又は2級技士の称号が付与される予定です。なお、技士補の称号については、政令事項です。
第一次検定は、施工技術のうち基礎となる知識及び能力を有するかどうかを判定するために行われ、第二次検定は、施工技術のうち実務経験に基づいた技術管理及び指導監督に係る知識及び能力を有するかどうかを判定するために行われます。